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MBA珍道中~ie business school class of 2017 (Jan intake)

三十路後半の僕が、日本から1万キロ離れたスペインで奮闘する様をお届けします

ie business school Report① Core Period/Term1 授業

まずは、隔週の更新を怠っていたことを猛省。

(先週、実はキャンパスビジットに来ていただいた方から、最近このブログを読んでいるという発言を伺い、約束どおり更新していなかったことを対面でお詫びした。)

 

完全に言い訳だが、ここまでバタバタしているのは久しぶりで、かつての会社の繁忙期を思い出す。古き良き時代は、夜中まで資料をむさぼるように読んで企画書を書いたりしていたのだが、そんな状況が海外の大学院に来てフラッシュバック。覚悟はしていたものの、久々にその境遇に置かれると、感覚を取り戻すのに時間がかかるのであった。

 

また、久々に不慣れなことの連続で、正直、慣れるのに体力を消耗していたのは確実だ。そもそも朝から晩まで英語で生活する環境も初めてだし、他の人もこれは同様だが、すべて周りが新しい人で、かつ様々な国の人たち。最初の2週目くらいまで、毎日学校が終わると、仮眠をしに家に帰らないと頭が重くなってしまう感じが続いていたのだが、最近、ようやく多少ペースをつかめてきた気がする。僕にとって、それだけIEでの新しい生活が久々にガチンコで向き合わなければならない「真新しい環境」であったといえる。この年で、日本ではなかなかできない、意義深く、ある意味スリリングな体験だ。

 

今回は、主に授業について書いていきたい。

 

前回の更新から1か月が経過し、授業もすでに明日から5週目に突入。IEは大きく3つの学期(period)に分かれており、一番長いperiodが1~6月まで展開されるCore Period(全20週)である。今週であっという間にCoreの1/4が終わろうとしているのである!Coreの中でも前期・後期(Term1/2)と分かれており、実際、今週から早々とTerm1の中間テストが始まってくる。すべての科目でテストがあるわけではなく、通常の授業が続くところは、すべての授業に必須!である予習(おもにケーススタディの読み込みと設定された問題があるものに対しては回答を用意する)も当然並行して行うこととなる。そのため、まさに今週末もテスト勉強と予習がダブルパンチとなり、GMATやエッセイに取り組んでた頃に戻ったかのように、外のカフェにパソコンを持ち出し、勉強にいそしんでいた。

 

ここで予習について。事前に聞いてはいたものの、日本の大学の授業とは異なり、IEもスペインにはあるものの、アメリカが作ったMBAの骨格を基にしたMBAプログラムである。それゆえ、基本的には予習はマストで、予習の文献に基づいた発言やディスカッションが授業の中心となる。それゆえ、予習しないと、授業に参加できず、最大30%を占める成績評価に大きく傷がはいることとなる。1授業・平均で15~30ページくらいのケーススタディや参考文献が提示されており、1日授業数がだいたい3コマなので、最大だと(ここまではめったにないけど)60~80ページ!も読むことになる。

いざ自分で取り組み始めると、最初のほうは力のいれどころがわからず、本当に時間も体力も消耗してしまったが、1か月経って、なんとか自分のペースをつかんできたところだ。だいたい今の平均予習時間は1日4~5時間といったところだろうか。

 

授業は、1日最大4コマ!(4コマだと、朝9時から夕方6時くらいまで、休憩は挟む者の学校にずっといることになる。平均1日3コマが目安)

基本、事前の課題に基づいた内容が展開される。授業の進め方は、教授によって千差万別だ。生徒の意見をピックアップして上手に議論を自分の方向に広げいていく教授、どちらかというと日本スタイルで教官として指導していく教授・・・。教授のバックグラウンドも国籍も多彩だ。

ただ、いずれにしても、アカデミックな内容を、なるべく実践のビジネスの場で応用できるようにカリキュラム化していることは強く感じる。無駄な理屈ばかりの授業は今のところない。

また、授業での何らかの参加(Participation)は求めてくる。これも、当然、ビジネスの会議で(日本ではOKだったりもするが)発言ゼロの参加者は意味がないのと同様、自分がそこにいる以上、自分の考えを共有し、クラスメイトに気づきを与える必要があるのだ。

このParticipationだが、日本とは異なり、アピールの意味も含めてどんどん手を挙げていく。正直、私はこれに最初あまりなじめなかった。

なじめなかった理由を分析してみると、まず日本でそんな光景見たことがなかったので、生理的に気持ち悪かった。(これは数週間経てば慣れる)もう一方の大きな理由は、瞬発的に手を挙げてあたったとして、ちゃんとした意見を言えるのだろうか、そして、それがクラスのほかの生徒の気づきに貢献できるのだろうか、という自分自身の英語力への自身のなさであった。

そのため、最初の1週間は、まずは授業を聞き取るの精いっぱいだったこともあり、静観を決め込んだ。そして、2週間目に突入して、ようやく英語の授業のリスニングに慣れ始めてきたとき、なんとなくクラスメイトの発言についても内容が精査できるようにもなってきた。そこでよくよく発言を聞いてみると、だいたい3つのタイプに集約されてくることがわかってきた。

  • 文献に書かれていたことを発言
  • 文献を掘り下げ、自分の経験と照らし合わせて新しい価値を提供する発言
  • 的外れな発言

当然、教授は③はいらないし、生徒も求めていない。が、挙手競争に打ち勝とうとした結果、③になってしまう生徒もちらほら出てくる。また、①は、はっきりいって、そこまで価値を持たない発言ととらえている教授も多い。なぜならば、文献を読んでいればみんな知っていることを発声しているだけだからである。

そのため、英語が下手ながらも、②を狙って、毎回の授業で何か言ってやろう、という作戦をとることにした。なかなか2週目は発言ができなかったのだが、3週目以降、なんとか各授業で、1回は②に近い発言をするチャンスはもらえるようにはなってきた。きちんと英語でうまく言えてるか?は微妙なことも多々なのだが・・・・。

 

そんなこんなで、この1か月は、とにかく授業中心の生活になんとか慣れる、ということで終わってしまったのであった。

 

次回は、そんな中で、並行して取り組んでいるグループワークや、ソーシャライズについての現状をまとめられたらと思う。